アコーディオンの女王 御喜美江さんの「平均律クラヴィーア曲集 第1巻、第2巻より」
2017年07月21日
御喜美江さんの演奏により2016年10月に録音されたJ.S.バッハ「平均律クラヴィーア曲集 第1巻、第2巻より」のCDを
聴きながら書いています。
御喜美江さんがアコーディオンでバッハの平均律を弾こうと思い立たれてから
CD録音に達するまで5年の歳月を要したというこの1枚。
「指は譜面の音を正確に弾いているけれど、自分の演奏に納得も満足も全くできない」
「5年間頑張ってみたけど、これをもってお別れしましょう」と思われた時もあったと
ライナーノーツにありますが、その迷いの霧を突き抜け
「数限りなくたはさんの美しさ、驚き、魔力、冒険が隠されていて弾けば弾くほど
新しい発見が絶えない」と語る演奏は、
ときに重厚で時に軽やか。
スウェーデンのレンナ教会で録音されたという美しい響きは
9月17日(日)、戸畑市民会館大ホールでは
どのように響くのでしょう。
楽しみです。
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